活動レポート

卒業生の声、終了報告をご覧いただけます。

▲第2期メンバー 様々な経歴を持つ個性豊かな面々が集まった。
(上段左から) 道浦氏 小野氏 池田氏 小林氏
(下段左から) 阿久津氏 宮村氏 櫻井氏 永島氏

二期生 最終報告会

1:本報告会について

平成27年6月に開講した第2期の最終報告会が平成27年2月20日(土)にキラキラ会館(墨田区京島)にて行われた。
本講座の事務局であり、また会場があるキラキラ橘商店街の事務局長でもある大和氏による「個店が主役となって商店街を活性化! にぎわいを生む商店街のイベント魅力作り」をテーマとした講話の後、受講生8名が実施イベントの報告や今後のイベントの企画、地域への想いなどを大和氏に触発されたように熱く語った。
会の一部始終を見届けた墨田区産業経済課の郡司課長は、「これがすべて実現すればすみだが益々面白い街になる。 実現にむけて伴奏していきたい。 イベントは1人の人生を変える可能性がある」と評し、今後の展開に期待が膨らむ会となった。
▲会場の様子。みな発表を真剣に聞き入っていた

2:受講生の発表内容

池田智史氏 「魚部」おいしい魚を囲んだ場づくり実践の経過報告
道浦健治氏 「復興支援と向き合う」被災地と地域がつながって生まれる価値について
小野定彦氏 「コネクトピープル」ビジョンを実行する中で直面した継続の壁について
宮村柚衣氏 「かわゆい会議」働く女性を応援する異業種交流会実施報告
永島千花子氏「表現スペース4 1周年記念イベント」実施報告
櫻井咲山氏 「すみだ虚無似亭」新すみだ名物企画構想発表

★Pick Up 阿久津 暢子 氏

「リアル謎解きイベント×墨田区」すみだの魅力発信企画構想発表

阿久津氏はイベントの企画・制作の会社に入社したが研修が少なく、学ぶ機会を求めて本講座の受講を決めた。
会社として地域に恩返しできる企画がしたいということで、今ブームの「リアル謎解きイベント」をスカイツリー周辺を舞台に行う企画を発表した。 このイベントは、映画の主人公になったような気分で、実際に街歩きやもの作り体験をしながら、チームで謎を解き進めていくゲームだ。 結果として街の魅力に触れ、ファンを増やし、観光リピーターも獲得できる。
▲郡司課長より卒業証書を受け取る阿久津氏。最新のAR技術を使うなど、アイデア満載の提案だった

★Pick Up 小林 弘和 氏

「空想じじE偶像ばばA~49歳から始める脱老害のための身の回りプレゼン術~」実施報告

コピーライターである小林氏は、街の見方を変えることで新たな良さを発見し、 他人に楽しく伝えるためのワークショップを開催した。本講座をきっかけに多数の地域イベント参加する中で、より日常に溶け込む形でイベントの企画ができないかと考え、本企画に至った。
今回の報告に間に合わせるため、わずか1週間の準備期間の中で、新聞折り込みで3,000部チラシを配布し、HPを立ち上げ、実施にこぎつけた。 しかしフタを開けてみると参加者はたった一人!学びの多い実践だったと語る。会場からは実行力に驚きの声が上がった。
▲イベントでは発想の転換を促す様々なワークを行った
▲報告会後は商店街のお惣菜を囲んで乾杯!一期・二期・事務局・区職員の垣根を越えて、イベント談義に花を咲かせる夜となった。

3:一期生から報告会を取材して感じたこと

一期生である記者は本報告会を通して着実に仲間が増えた感覚を覚えた。 これは本講座が学びの場であると同時に、地域を盛り上げる一つのプラットホームとして機能し始めたことを示唆しているように思う。 本講座の最大の特長は「人脈作り」ができること。経験豊富な講師陣から想いを受け継ぎ・仲間を見つけ・ノウハウを得ることができる。 今後、この価値をより拡大していくために必要な観点は<イベント主催未経験者のフォローアップ><本講座コミュニティ内のさらなる交流促進>ではなかろうか。
というのも、二期生のプレゼンテーションから最も感じたことは、イベントのブラッシュアップの可能性であったからだ。 他の受講生や事務局、講師に相談することによってさらに実現性が高く面白い内容になることは間違いないが、 関係性が一歩手前な印象を受けた。これにはイベント現場経験が少ないことや、全5回の講義の中で初めて受講生が想いをぶつけたのが最終報告会であったことに一因があると察する。
第3期に向けて、課題でもあるイベント参加の効果的な振り返りやプログラム内で交流促進を図る施策を望む。

活動レポート 一覧

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三期生

最終報告会

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二期生

はひぷぺぽ代表:宮村柚衣

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二期生

尺八演奏家:櫻井咲山

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二期生

最終報告会

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一期生

スミファ実行委員:加藤清隆

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